冷えのぼせがあり夏でもカイロを使ってましたが漢方で楽に：漢方体験.com

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更年期相談

冷えのぼせがあり夏でもカイロを使ってましたが漢方で楽に

Before

近所という事もあり、まずは電話で「更年期の症状が治まって長く経っていたのに、60歳を超えても以前の様な症状が出始めました。上半身はカッ～と熱くなり汗が出始めます。反対に腰から下は冷たくて、夏でもカイロが必要です。汗だくになるのも辛いし恥ずかしく、外出するのも億劫になってきました。」と症状を話して頂きました。かなり気持ちも落ち込んでいて声も細かったのですが、「この様な症状は改善できますよ。」とお伝えすると明るい声になりました。

翌日に来店された時は緊張されていたのか、落ち着かない様子でした。顔からは汗が噴き出して眼鏡も曇るほどです。ところが腰から下は冷えてたまらないとカイロを貼っておられます。とりあえず不安な事を何でも話して頂きました。更年期障害の症状以外にもご主人の理解が得られず、神経的にもかなりまいっておられました。

before

After

漢方服用から2週間後にお電話をいただくと、かなり声が明るくなって少し声も大きくなってきました。のぼせと冷えはどうかと尋ねると、のぼせはかなりひいてきているが、冷えはまだ変わらない様でした。1か月を過ぎる頃に来店された時には表情は明るくなり、夏でも顔からの汗は出なくなっていました。腰から下の冷えはカイロを貼る必要は無くなったものの多少あります。

体の潤いとして必要といわれる「血」や水分が上手く調整できてきているのを実感されたのか、フィットネスジムに通って軽い体操をする意欲が出てきました。改善するまでにもっと長い年月がかかるかと心配しておられましたが、生活面や食事のアドバイスを意欲的に取り入れて頂いて短期間で改善してきました。

薬草の森はくすい堂の先生の声

after

先生から一言

更年期には色々な症状があります。のぼせを伴う冷えの方はかなり多く、ホルモンや水分バランスが崩れると気持ちもうまく回らなくなるといわれます。また「気」「血」「水」のバランスは一つでも崩れると他まで影響します。

「気」や「血」が上に上昇すると、元々「血」や「気」の少ない方は下から「血」を持ってあがられて下半身は冷たくなります。熱が上に上昇しやすい性質はお風呂ややかんでお湯を沸かすのと同じで、人間も熱は上に上がるといわれます。

このバランスが整い生活面が改善されていくと身体は応えてくれます。個人差はあるものの、弱っている所をカバーしてあげれば症状として表れている事は段々と無くなっていくと思います。

身体が元気になってくれば気力もついてきて、良い方に向かいます。「病は気から」と言う様に調子が悪くなると、気持ちもふさいで悪い方にばかり回ってしまいがちです。身体も気持ちも元気になれる様なお手伝いが出来て良かったと思います。